子どもに障害を告知する。
夏休み。私はそのことで頭がいっぱいでした。
家族の意識が大きく変わることだから。
プラスかマイナスか、ベクトルがどう動くか全くわからなかったから。
これから書くことは、その時の記録です。
しばらく長男へ告知した時の記事が続きます…。
長男に告知する『お父さんには発達障害があるんだよ』
まぁ告知と言っても、長男に診断が出ているわけではありませんので、いわゆる「あなたはアスペルガーです」というような告知ではありません。
ここで言う告知というのは、
・ お父さんにはアスペルガーとADHDという障害があること
・ 長男にもその傾向があること
・ 弟達にもその傾向があること
です。
小学5年生には酷だと思いますか?
でもね。
これは、ずーーっと、ずーーーーーーーっと考えてたことだし、先日「言うなら今だ!」というタイミングがきたんです。
実は長男。塾をやめました。
理由はここで書いたように、過敏性腸症候群による腹痛で満足に通えなくなった から。
夏休みは夏期講習があったんだけど、3回に1回くらいかな?休むようになっちゃって。
本人とても辛そうでした。
そして、言うんですよ。
「なんで僕はこんな体なの?」
「これは気持ちがかかわってるんでしょう?なんで僕はこんなにマイナス思考なの?」
って。
良くも悪くも「自分」というものに興味が沸いてきている今が、長男に話すチャンスだと思いました。
それに、私が仕事を再開してから、たぶん長男読んでるんですよねぇ。
発達障害関連の本を^^;
私、何冊も持っていて、わかりにく~い場所に隠しておいたつもりなんだけど、多分、1人で留守番してるときに読んでるんじゃないかなぁ。
読まないにしても、「アスペルガー」や「ADHD」という見慣れないタイトルは気になっていると思う。
外部からではなく自分で伝えたい
第三者からでは嫌なんです。
私の言葉で伝えたい。
お父さんは障害があるけど頑張っていること。
失敗が多いけど、ここにある薬も、あの張り紙も、このホワイトボードも、頑張っている証なんだってこと。
お父さんは、長男や皆のことが大好きなんだってこと。
そもそも、障害ってなんだろう?悪いことなのかな?
多数派が正解なの?少数派は悪なのか?
一緒に考えたい。
発達障害を知るということは家族を知るということ
それから、長男にとって知ることは大切です。
あなたがいつも「うるさい」「散らかすな」と悩んでいる弟達のこと。
彼らがADHDだとしたら?
言っても聞かないのではなく、聞けないのだとしたら?
あなたは音や匂いに敏感で困ることがあるよね。
それがもし、アスペルガーの特性だったら?
なんでだろう?どうしてだろう?で終わりじゃない。
原因がわかれば道が見えてくる。
工夫すれば解決できるんだって教えたい。
私達家族にとって、アスペルガーやADHDという障害を知ることは、家族を知ることに直結します。
だから、私は長男に伝えたい。
家族のことを知って欲しいと思う。
そう思い、夏休み最後の日。
私は彼に話をすることにしたのです。
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