前回の続き。
「自分の気持ちがわからない」と言う夫の言葉を聞いて私は驚き、そして気になってきました。
自分の気持ちがわからないってどういう状態なんだろう。
困ることはないのかな?
サクッと調べてみたんですが、そしたら聞きなれない言葉が出てきました。
アレキシサイミアというものです。
アレキシサイミアと発達障害
アレキシサイミアとは失感情症のこと。
発達障害だからアレキシサイミアだってことじゃないけれど。
発達障害…特にASDの方によくみられるそうです。
これ、知らない人多いんじゃないかな。
ASDの方が
ということは広く知られてきたと思いますが
ということは、そこまで知られてないように思う。
ってことは、アレかね?
うちの家族は夫と長男、2人がASDの特性をもっているけれど。
彼らはアレキシサイミアなのか?
そうなのか?
Google先生に聞いてみることにしました。
アレキシサイミアってナンデスカ?
そしたら厚生労働省のサイトにめっちゃ気になることが書いてあった。
まず、アレキシサイミアとは何ぞや?ってことだけど。
偉い人達の中で、こんな風に決めたらしい。
失感情症の概念は研究者の間で検討されて、以下の特徴としてまとめられました。
1.自分の感情がどのようなものであるか言葉で表したり、情動が喚起されたことによってもたらされる感情と身体の感覚とを区別したりすることが困難である。2.感情を他人に言葉で示すことが困難である。
3.貧弱な空想力から証明されるように、想像力が制限されている。
4.(自己の内面よりも)刺激に結びついた外的な事実へ関心が向かう認知スタイル。
e-ヘルスネット
おいおい。夫も長男も1~4コンプリートじゃないか。
2人とも、何に困ってるか適切に表現してくれないし、内省するのもすごく苦手で難しそうだもの。
自分の感情に気づけば他人の気持ちも理解できる?
じゃあ彼らはアレキシサイミアかもしれないな。
私は医者じゃないからわからないけど、どうやらその可能性はありそうです。
そしてですね。
同じ記事を読み進めていくと、こんな興味深いことも書いてありました。
最近の脳科学研究から、自分の内的な感情に気づき・表すことと、自分とは一端離れた視点(他人の視点に立つ)を持つこと=自分を客体化できることとが、実は密接に関係していることがわかってきました。感情の気づきの問題は共感性、また想像力・空想力などとも大いに関連しているのです。自分の感情の微妙な変化に気づき言葉に出来ることは、彩り豊かな精神生活を送りスムーズな対人関係を築くことにもつながっていると言うわけです。
e-ヘルスネット
私は常日頃から、夫や長男に
想像力を持って欲しい!
と思っています。
相手の視点になって考えて!
ってことも思ってる。
想像力があり相手の視点に立って物事を考えられるようになれば、夫はここでギャンブルしたらどうなるかが想像でき、借金は減るだろうし、長男は弟の気持ちを想像でき、彼らへのイライラが減るでしょう。
2人とも全く想像してないわけじゃないだろうけど。
足りない…
想像力が乏しい、もっと考えてよ、ここもっと大事だよ!と思うことが多かった。
彼らに想像することが苦手な特性があることはわかってるけど、それでも、そう思うことは多かった。
でも、この記事を雑にまとめると
そしたら想像力が鍛えられ、対人関係がよくなっていく。
長男の主治医に言われたように、彼らの気持ちを代弁していくことが自分の感情に気づくことに繋がるなら、やってみようかなって思いました。
ギャンブルは夫の衝動性が強く関わってるし、長男が弟にイライラするのは彼のこだわりの強さが大きい。
困りごとには複数の要因が絡んでるから簡単にはいかないでしょうけどね。
そこは効果があったらラッキー♪くらいのゆるさでやってみよう。
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