学校に行けなくなった 小学5年生不登校③

ASDグレーゾーン


前回の続き

先生と話をした後、私は職場に休みの連絡を入れました。

普段、長男が休んでも私は仕事に行っています。

彼の休みに合わせて私も休んでいたらすぐにクビになっちゃうし、今、職場は繁忙期。簡単に休むことはできません。

だけど、今日は休みました。

吐いたと聞いたら心配ですから。

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仕事を休んだ途端、饒舌になる長男

受話器をおいて長男を見ると、彼はトイレから出てきたところ。

「大丈夫?」と聞くと、「かーちゃん今日休み?あのさ、さっきニュースで見たんだけどさー…」

マシンガントーク炸裂です。

大丈夫?の返答ではないんだけれど^^;

さっきまで顔色悪かったのに、急に元気になったよね。

やっぱり私がいた方が安心なんだ。

仕事、どうしようかなぁ。。。

私、今の仕事すごく好きなんですよ。

楽しいし遣り甲斐あるし、人間関係も良好で、とても過ごしやすい。辞めたくない。

けど、今、我が家にとって私にとって、何が一番大切なのか…。

そんなことを思いながらベランダ越しに空を見ました。

急な思いつき 行っちゃえ!!

空を見上げると、白い雲が青空にプカプカ浮かんでとっても綺麗。気持ちがいい。

それで私、

急に思いついたんです。

ようし・・・、

行ってしまえーーー!!!

はい。長男連れて行ってきました。

タクシー40分走らせて。

2日後にクラスの皆と行くはずの施設に下見に行ってきたんです。

・・・ええ。

学校休んで外出するなって?

そうね、ここは価値観分かれるとこだと思う。

体動くなら登校しろよ、と思う人もいるでしょう。

義務教育ですもんね。

でも私は。

そうは思わない。

周りが何といおうと。

自分が、子どもが、後悔しないやり方で進みたい。

場所に慣れさせたかった

だって、長男は。

初めての場所が人一倍・・・いや、人十倍苦手なんだもの。

初めてのお泊り。

初めての施設。

初めて見る川。

初めて歩く道。

彼は気づいてないだろうけど、2日後に迫った「初めて」に心の奥底では不安を感じていると思うんです。

だから、免疫をつけてあげたかった。

もし行けたとしたら、少しでも現地での不安をとってやりたかった。

それに、行けなかったとしたら、今日を思い出にしたらいい。

学校で行く体験学習には到底かなわないけれど、少しは思い出に残るでしょう?

あと、試したかったんです。

彼の腹痛が心因性ならば、母親と一緒の今日は具合悪くならないかもしれないし。

そう思って様子をみたかった。

長男楽しめたかな

で、結果なんですが。

超!!楽しそうだった!!!

2人で一緒に川魚を食べたり、どっちが遠くに飛ばせるかと石投げしたり、野良猫ちゃんと戯れたり。

なんと、吐くほどに外出無理と思っていた息子が

普通に行けた( ゚-゚ )

本人曰く、

「気持ちよかった!1回行けばもう大丈夫!」

だそうです。

心の中で(んな急に変わるかいっ!)って突っ込みをいれながら、長男には、

「こんなに気持ちがいい場所とは思わなかったねーきっと楽しめるよ!」

っと答えておきました。

うーーん、どうかな明後日の長男は。

もうやることやったし、行けても行けなくても後悔はしないけど。

行けたとしたら嬉しいな。

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