発達障害グレーゾーンの子を育てる難しさ

ADHDグレーゾーン

発達障害のグレーゾーンという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

ここで言うグレーゾーンとは、

診断はつかないものの発達障害の傾向ある人達のことを言います。

今日はそんなグレーっ子を育てる辛さについて書いてみたい。

うちの子のことだからね、いつも感じてることだから。

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グレーの子はグレーの子達なりの「困った」がある

うちの子達は発達障害児ではありません。

でも3人とも「その傾向はあるね」と言われています。

所謂、グレーな子達です。

グレーって言っても診断はつかなかったんでしょ?

なら良かったね。

ちょっと気をつけて普通に育てたらいいんじゃない?

こんな風に思われるかもしれません。

でも、実際は違います。

グレーの子はグレーの子達なりの「困った」や「辛さ」があり、その子を育てる親も同じです。

グレーゾーンはどんなことが辛いのか

グレーゾーンの子はどんなことが辛いのでしょうか。

まず、グレーゾーンにいる子は、ストレスに弱い。

というか、ストレスを感じやすい環境下におかれることが多いです。

診断がついてるわけじゃないから皆と一緒に皆と同じ行動をとることになりますが、感覚過敏や不注意などの特性はもってますから、周りと同じ動きをするだけで疲労困憊になるんです。

だから周りが気をつけて見てあげないといけないんだけど、周りからのサポートを受けにくい。

診断がつけば、専門家と繋がりやすいです。

発達障害の専門医からアドバイスもらえたり、療育の専門家に特性に対する関わり方を本人も保護者も教えて貰える。

でも、グレーだとそういった機関に繋がりにくい。

発達障害の専門医や療育機関に繋がるまでに長い長い時間がかかるうえ、繋がってもある程度の期間を過ぎたら「様子見」となることも多いです。

当然、色んなケースがあるので絶対そうとは限りません。

ただ、長男の場合は、児童精神科に通っているものの、状態が安定していると打ち切りを促されます。もし、打ち切りとなれば、次回何か起きた時には専門医との診察までまた1からやり直さなければいけません。

次男、三男の多動に悩んでいた時、療育に通いたいと問い合わせましたが断られました。

(2度目の)検査を受けたいと申し出ましたが、1年待ちでした。

それは症状の重い子…というと語弊があるでしょうか。

困り感の強い子が優先だからという理由でした。

仕方がないよね。ただ、私も困ってた

困り感が強い子が優先

当たり前ですよね、そこについてはなんの不満もありませんし納得しています。

ただ。

私も困ってたんです。

普通の子育てが通用しないこの子達。

何かあるのは間違えないけど、それはいったい何なのか。

自分じゃわからないのです。

でも、教えてくれる人もいない。

だから一生懸命勉強するけど、イマイチわからない。

自分とは脳の機能からして違うので、知識としてはわかっても、感覚としてわかってあげられないのです。

夫に相談したくても、夫も発達障害者。

彼は私が白と言えば白だし、黒と言えば黒になる。加えて、互いに見ている場所が違うので相談にはなりません。

1人で頑張る。

仕事も家事も子育ても。

見えないものを見ようと目を凝らすけれども見えません。

担任への相談が難しい

発達障害の専門家を諦め、より身近な存在である担任に相談することもありました。

その時も、言い方が難しかったです。

だって、先生からみたら「普通の子」なのだから。

ある意味、診断がついたら先生に話しやすいんですよ。

うちの子自閉症スペクトラムなんで気をつけて見てください

こんな風に言いやすい。先生もイメージがつきやすい。

でも、グレーの場合は手探りです。

ぱっと見は問題ないようにうつるので、先生に困り感をイメージしてもらうのが難しい。

結局、過保護な親だと思われて終わったり、何も動いてもらえなかったりします。

グレーゾーンだから困り感が弱いわけではない

診断がつくのが困り感が強いからだとしたら、グレーの子は困り感が弱いのか

表に問題が出ていなければ、その子は困っていないのか。

そんなことはないと思う。

私が感じるのは、子ども達。特に長男は、彼の中にいつも渦巻く何かを抱えているってこと。

その何かは自分では制御できないもので見るのも怖いもの。

だから一見普通にしているようにみえるけど、実際は違う。

変な話。私が彼へ間違えた対応をし続ければ、それは噴出するでしょう。制御できなくなるでしょう。

現れ方はどんなものかわかりません。

自傷行為かもしれないし、発熱かもしれないし、不登校かもしれない。

そして、その時、再び病院へ行ったなら、その時初めて診断がつくと思うんです。

どっちが辛いではなくてそれぞれ違う辛さがあるよね

あー、書きながら思ったけど、コレは完全に愚痴ですね。

発達障害の診断がつく辛さも、うちは夫がそうですから私は側で見ています。

診断がつくつかないは、どっちがいいとかそういうことではなく。

定型発達はいいよね、とか、そういうことでもなく。

それぞれ違った辛さがあるよねってことを書きたかったんだけど、伝えられていないかも。

じゃあ診断が欲しいのか!と言われたらそれも違いますから。

もし、そう思われる方がいるとしたら、それは私に文才がないからです。

デリケートな問題なので、どなたかを傷つけていたら申し訳ありません。

ただ、グレーな子達を育てている正直な気持ちを書かせていただきました。

最後まで読んでいただき有難うございました。

追記 2024.5.11

この記事を書いてから5年が経ちました。

この時の思いが現実になり、長男にはASDの診断がつきました。

キッカケは不登校です。通院はずっと続けていましたが、不登校になるまではグレー扱い。不登校になって初めて診断がつきました。

診断が欲しいわけではありません。いらないわけでもありません。

ASDでもADHDでもグレーでも、長男が長男ならばそれでいいです。

ただ、ふと思います。早めに診断がついていて療育に繋がれてたらどうなってたかなぁ、と。

長男のしんどさは何か変わっていたのかなあ、と。

そんな風には思います…

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