【空気が読めない】悲しかった音楽発表会

カサンドラ

先月開催された長男の音楽発表会。

私はこの日をとても楽しみにしていました。

学年最後の発表だったし、

リコーダーが苦手な長男が、一生懸命練習している姿を見ていたからです。

なのに…。

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全く演奏を聴くことができなかった

ワンオペの私は、日ごろ、長男の学校行事は一人で3歳児を2人連れていきます。

だから、なかなかじっくり行事を見てやることができないんだけど。

この日は夫も来てくれることになっていました。

なので、久しぶりにゆっくり観賞できそうだ、という期待もあり、私はワクワクした気持ちでいました。

とはいえ、多動気味の弟達。

騒ぎ始めたことを考え、退席しやすい通路側の席をとりたい私は、

夫に家を出る時間を10分早めに伝えておき、予定通りの時間に無事到着することができました(笑)

通路側の席を確保して、ビデオを待機。

準備万端で長男の登場を待ちます。

長男、練習ほんとうに頑張ってたもんね。

練習通りやれば、きっと大丈夫だよ

こんな気持ちで座ってました。

で。

演奏が始まったわけですが。

私。

ぜーーーんぜん。

まーーーったく。

演奏が聞けなかったんです。

弟達が騒いでバッタバタ。退席することに。

長男が登場したからビデオを録画しはじめたんだけど、

膝にのってた三男が、ビデオをパタン!っと閉めてしまうの(ノ_-。)

で、こら、こら、とかやってると「おにーーちゃーーん!!」っと隣の次男が叫び始め、

三男もつられて「にーちゃーーん!」と。

静かにさせようと、おもちゃでつってアタフタやってると隣に座っていた夫が

次男を膝に立たせて「バイバーーイ!」とかやらせてる(((゜д゜;)))

早々に録画を諦め、ビデオを横取りしようとする三男の手を払いながらバッグにしまい、

夫に「大きな声は迷惑だし、立たせると後ろの人が見えなくなる」と注意をしたんだけど、

その後も彼らのテンションを落ち着かせることはできなくて。

周りの迷惑を考え、夫に2人を外に連れ出すように頼みました。

ふぅ、これで落ち着いてみられる、と再びビデオをかまえると。

きゃぁーーー!!

ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

っと、外から次男と三男の大声が!!

あぁ、もう駄目だ。

「すみません、すみません」と周りに謝りながら、私は外に出ました。

敷地内で追いかけっこをしていた父子

見ると、体育館の脇で追いかけっこをしている彼ら達。

夫に、「ここは学校だから、授業しているクラスもある。大声で遊んだら駄目」と伝えると、「あれ?聞こえてた?」と。

当たり前だろーー!

皆振り向いてたわーー!!

っと、叫びたいのをグッと堪え、とにかく学校を出ることに。

体育館に背を向け校門に向かい、

背中で流れてくる音楽を聞きながら思います。

ごめん、長男。

ちゃんと見てやれなくて。

怒りをぶつけて落ち込む私

背中で流れる音楽を聴きながら体育館を出ると、無性に悲しくなってきて。

目の前を歩いていた三男がこちらを振り向き、何かを言ったんだけど、

もう!うるさいっ!!

学校は静かにするところっていつも言ってるでしょっ!!!

とうとう感情的に怒ってしまいました。

黙ってまた前を向き、歩きはじめる三男。

嫌な空気が流れ、次男も三男も、そして夫も。

みんな黙って歩きはじめました。

多動だからADHDを疑って検査をうけた2人。

ADHD、ASDの診断が出ている夫。

いけない、嫌な空気を作ってしまったと、

私は気持ちを切り替えようとしたんだけれど、

でも、どうしてもできなくて。

夫に言いました。

「ごめん、別々に帰りたい。私はこっちの道から帰っていい?」

夫は頷き、次男と三男の手をひいて歩き始めました。

私は一人で違う道へ。

そしたらね。

1人になったら、ポロポロと出てくるんですよ、涙が。

まー、出てくるの。

私、なにやってるんだろー って。

悔しくってね…。

大人が2人いるから大丈夫、というのは定型発達同士の話。

うちの場合は違うじゃないか。

大人の人数が増えることで安心してしまった私。

いつもやっている学校に入る前の言い聞かせをやらなかった私。

自分の感情を幼い子どもにまでぶつけてしまった私。

悔しくて情けなくて涙が出ました。

障害とつきあうのって難しい。

まだまだ小っちゃいですねー、自分。

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