児童精神科に通い始めて1年が経ちました。
長男、淡々と通っています。
検査をした後、体調崩したりするくせに、行くのを嫌がる日は一度もありません。
逆に楽しみにしている様子もないけど。
“行く日が来たから行く” ただそれだけ、という感じです。
今日はプレイセラピーの2回目を受けたので、その時のことを記録したいと思います。
感情が見えない長男
プレイセラピー終了後。
長男の様子を見てみると、彼はいつもと同じ表情で、いつもと同じように淡々と帰り支度を始めました。
“終わったから帰る” ただそれだけ、という感じ。
本人に聞いてみました。
1時間長かったでしょう。
どうだった?
すると長男、こんなことを教えてくれました。
答え方が「靴脱いで入った」「ぬいぐるみがあった」と短いんですよね。
私が「他には?」「あと何かある?」と聞いて、それに応じる伝え方でした。
沢山教えてはくれましたけどね…でも、同時に、「感情が入ってないなぁ」と思いました。
プレイセラピーの状況はわかったけど、そこに長男の気持ちが入ってない。
長男が楽しかったのか、つまらなかったのか、怖かったのか? そういう感情が一切わかりません。
難しい長男の育児
私が子どもの頃だったらなんて答えただろうか。
まずは、「面白かった!」とか、「緊張したよ~」と、
自分がどんな思いをしたのか、母親に話したくなるんじゃないかな。
でも、長男はそれがない。
私は長男の心の動きを共有し、一緒に喜怒哀楽を楽しみたいと思ってますが、実際にはなかなか難しい。
かといって、長男が母親を嫌ってるとか、避けてる様子もないんですよね。
もしかしたら彼は、
自分自身、自分の感情をわかっていない のかもしれません。
いや、気づきたくない と言った方がいいのかな。
そういえば、風景構成法で彼が描いた絵からは、
自分の感情は外に出ると困るもの ということが読み取れると、心理士さんが言っていました。
彼の気持ちはどうなってるんだろう。
抑えられてどうなってるんだろう。
感情を見せてもらえないって親として切ないです。
プレイセラピーの合間に心理士さんと話す
長男がプレイセラピーを受けている間、私はまたニコ先生と面談していました。
他にも、気になることがいくつかあったので…。
最近、よく嘘をつくんです。
すぐバレるような嘘もつくので虚言壁なの?と疑いたくなります。
構って欲しいのかもしれません。
嘘についてはその都度、その場に応じた対応をするのがいいですね。
その場に応じた対応をねぇ…結局、自分で考えるしかないんだよな。
その場にニコ先生やラガー先生を連れていきたいわ。
父親が会社をクビになりました。
環境が変化することになるけど、変化が苦手な長男に予め話すべきでしょうか。
全てを話す必要はないけれど、長男君が抱えている不安がお父さんのことを話すことによって解消されることはありそうですね。
環境の変化というのは、具体的に言うと。
今までなかったものが出現し、母親が父親に「あれやった?」「これ終わってる?」と確認するようになった
…のは前からだけど、更に目立つようになっているので、そんな両親を見て(お父さんどうしたの?)と、長男が不安になるんじゃないかと心配だったんです。
帰省中、3人のテンションが上がりすぎてしまい、言葉で制御できずに長男の頭を叩いてしまいました。手をあげたのは2回目です。
かなり驚いた表情をして固まったので理由を説明しましたが、その後、弟達に手を出していました。
連休中、私の実家に帰省したのですが、食器が沢山並んでいる時に3人とも物をブンブン振り回してたんです。食器が割れそうだったので「いい加減にしなさい!」と頭を叩いちゃったんですよね…。
弟を殺したいと言った時に初めて手を挙げましたが、今回は2回目でした(初めて手を出した話はこちら⇒本棚事件)
その状況で手を出すのは仕方なく、逆にお母さんが抱えているものが大きすぎることが心配です。
母親がキーパーソンになっているので自分を大切にしてください。母親が元気でいることが全ての結果に繋がっていきます。
そうですね、そうですよね、先生。
私が元気でいないと。
家族の様子を見るだけじゃなくて、自分の身体も労わってあげないといけないなぁ。
母親ってのはそこを忘れがちだから。
気をつけようと思いました。
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