発達障害と依存症の関連性

ギャンブル依存症

私は長年、夫のギャンブル依存症の治療を頑張ってきました。

でも、改善されずにもがいていました。

そんな中、ある日(2014年)気づいた夫の発達障害。

やった!やっとわかった!

ギャンブル依存が回復しない原因はこれだったんだ!

嬉しかったです。

これでなんとかなると思ったし、希望の光が差してきたような感覚でした。

夫の発達障害がわかって喜ぶ妻 なんて。

不思議な構図ですけどね。

でも、

そんなわずかな希望の光も、すぐに細く消えかかっていくんです…。

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なんで?有益な情報が出てこない

初めて聞いた発達障害という未知のもの。

私は早速調べ始めました。

発達障害と依存症の関係を。

でも。

有益な情報がまったく出てこなかった んです。

まだ発達障害ですら認知が広まってない時代。そこに依存症も絡めて考えることがとても難しく、対応策が全くわからなかった。

夫がギャンブルを繰り返す原因はギャンブル依存症という病気。
でも、その依存症の下には発達障害が隠れていた。ASDとADHDがあるらしい。

更に夫は医師より「ACもありそうだ」と言われてます。

この何層にも渡る複雑な状態を、私は誰にも説明してもらえなかったし、自分でなんとかしようにも、何をしたらいいのかサッパリわかりませんでした。

頼みの綱が、月に数回訪れる夫の精神科の主治医、ヨシ先生との面談です。

私は毎回夫に付き添い、先生の言葉を必死でメモに残していました。

だから今、このブログで過去の記事が書けるんです。

発達障害と依存症の関係性。岩波明先生の記述より

あれから数年経ちました。

今はどうなんだろう?と久しぶりに検索してみたのですが。

出てきた!

この記事、参考になります。

発達障害と依存症の密接な関係…専門医が解説

解説してくださってるのは昭和大学付属烏山病院の岩波明先生です。

昭和大学付属烏山病院はこの界隈では有名で、うちも通いたかったところ。

リンク先読むのめんどくせーよ、という方のために内容をまとめますと、こんなことが書かれています。

・大人でADHDの有病率は5%(20人に1人)
・ADHDと依存症は結びついていることが多く、併存している人は15%
・ADHDの特性である衝動性が依存につながる
・依存に陥らないためには衝動性のコントロールが必要
・投薬が最も効果的

これ、知りたかった。

あの頃の私に教えてあげたい。

本人を責めても何もならないよ
むしろ悪化するだけだよ
問題は衝動性なんだよ

と。

教えてあげたいと思います。

だって責めたら衝動性上がるよね、誰だってそうだと思うけど責められたらイライラしたり鬱々としたり、出方は人それぞれだとしても総じてストレスが溜まる。

ストレスを溜め込んでたらいつか爆発するでしょう。

私は無意識に爆発する燃料を注いでたんだと思います。

だから当時の私に教えてあげたい…というか、このことは私も失敗を繰り返しながらなんとなく体感としてわかってきたことだけど。

始めから知ってたら。もっと楽な道があっただろうと思います。

そんなことを思いながら、この記事の配信日を見てみる。

2019年11月と書いてある。

やっぱり最近なんですよね、こういう情報が出てきたの。

今、発達障害や依存症で悩んでいる方ラッキーですよ

今、発達障害や依存症で悩んでいる方。

ラッキーだと思いますよ。

・気づけたこと
・情報があること

ラッキーだと思います。

辛いと思うけど。それは私達も同じだからわかるけど。

でも、ラッキーですよ。

「発達障害」も「依存症」も、本人は勿論家族だって

すっごくすっごく大変 です。

なのに、正しく向き合うには高度な知識が必要になる。

辛いなら調べることだと思います。

めんどくさいと思うけど。

放っておいた方が、もっとめんどくさくなるじゃないですか。

だから私は勉強するよ。

これからも(真面目か)

岩波明先生の本出ています。

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