発達障害がある子は作文が苦手?

ASDグレーゾーン

長男は作文が苦手です。

読書感想文も苦手。手紙を書くのも苦手。

そうそう手紙書くの苦手だから二分の一成人式での「親への手紙」も大変そうでした。

本を読むことが好きだから知ってる語彙数は多いのに、それを並べて相手に伝えるとなると、途端にできなくなってしまいます。

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作文書こうとすると頭真っ白 こんなのできない!

前回、塾に通い出した話を書きましたが。

そんな彼が今てこづってる宿題があります。それが、

新聞から気になるニュースを切り取ってノートに貼り、記事の内容を自分の言葉でまとめる

というもの。

もうね、頭真っ白になるみたいで、

「ぜんっぜんわかんないっ!こんなの書けない!!」

っとなっちゃいます。

これは、とても珍しいこと。

普段彼は、勉強がわからないと訴えることはなく、宿題はいつの間にか終えてます。

だから私が彼の勉強をみたことってないんですよね、完全に放置してました。

だから、塾に通うようになっても同じイメージでいたんだけど…。

そんなに甘くはないか。

難関校を目指す選抜クラスだからね、やっぱり学校の宿題とは違って難しいんだと思います。

教えるとイライラ

で、仕方ないからヒントを教えてあげるんだけど。

そしたらノートをペラペラめくったり、鉛筆で遊び始めたり。

態度が悪いっ

わからないからイライラするんでしょうねぇ。

「聞いてる?」と尋ねると「あーー」と何とも気の無い返事が返ってきました。

なので私、言ってやりました。

母ちゃんは家事の手を休めて教えにきてる。

ちゃんと教えてもらう態度に改めてからもう一度聞きに来なさい!

そしたらですね…数分後…。

「こちらをどうぞ」

何やら怪しい物体を持ってきた。

彼が持っているのはラップの芯と細長い紙。

紙には平仮名が羅列されていて、そのまま読んでも意味不明です。

初めは(ん?)って思ったんだけど、すぐにハッとしました。

これ、ピタゴラ暗号棒だ!

暗号使って「教えてください」

ご存じの方いますか?ピタゴラスイッチに出てくる「ピタゴラ暗号棒」

細長い紙に暗号を書いて筒に巻きつけると、バラバラだった文字が繋がり、意味の通った文章になるのです。

長男らしいな。

彼は気持ちを外にストレートに出せません。

特に、『助けて』『手伝って』SOSに関する感情は、こうやって変化球を投げることが多いんです。

だからこれは、彼の立派なSOSだ。

よし、暗号解読してあげよう!!

「何々?なんて書いてあるの~?」

そう言いながら、筒に巻き付けられた暗号を読んでると…

長男ダッシュで逃げてった(笑)

なんで逃げるんだよ

まぁ、いいや。どれどれ?

更に読み進めます。

そしたらですね、、、

どうしてもわかりません。たすけてください。

だって(笑)

仕方ない、見てあげよう。

で、この後、あーでもない、こーでもない、と手助けしてあげたんだけど。

結局終わらなかった!タイムアウト!

なんというか、言葉のやり取りが難しかったです。

私がやるとチャチャッと終わる宿題も、長男に教えるとなると滅茶苦茶難しい。

記事の内容をまとめるのが難しければ記事を読んだ感想を作文にしてもいいと言われてるのに、そこまでいきつかないのです。

彼は、作文とか感想文という言葉にアレルギー反応おこしますからね。

作文や感想文書けと言われても

書いてあることを想像するのが苦手
自分の気持ちに気づくのが苦手
気持ちを言語化するのが苦手
3拍子揃ってますから、大変なのかなって思います。

ただ、彼が受験する中高一貫校には作文の適性検査があるんですよね。

は~、こんな調子で書けるようになるのかな。

塾ついていけるかな^^;

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