【児童精神科】息子の病院で私がカウンセリング?

ASDグレーゾーン

児童精神科の通院日がやってきました。

といっても、最近の長男は落ち着いてるんですけどね。

落ち着かないのは彼の父親の方だから。

最近、父親の記事を書いていませんが、それは書くエネルギーが沸かないほど内容が酷いからなんです。

父親のことも書こうと思ってるんだけど、もうちょっと落ち着いてからになりそうです…。

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長男の病院で私もカウンセリング?

私以外の家族、全員に発達凹凸があって。

家事も育児も、役員もしている私は、自分で言っちゃうけど頑張っていると思う。

いっぱいいっぱいだと思う。

たまにドバーっと涙が出たり、ググーっとどうしようもなく怒りが沸いたり。

そんな日もあります。

すぐ復活するけど。でも、辛いときもある。

そんな中、有難いのは、長男の精神科で、私も話を聞いてもらえることかもしれない。

長男のプレイセラピーは1時間あるんだけど、その待ち時間に、私は長男の検査をしてくれた心理士さん、ニコ先生と話しができるんです。

だから、そこで長男に限らず、自分の悩みも聞いて貰っています。

こういう悩み、周りに言えないんですよ。

だって下手にママ友に話しても、長男に対して腫れ物に触るような扱いになったら困るし、逆にいいふらされても嫌だし。

カサンドラの悩みを打ち明けたって、本質をわかってもらうのは至難の業だし。

だから、一人で抱えることになってしまうんだけど。

でも、ニコ先生になら話せるから。

そのことが、とても有難いんです。

ニコ先生に吐き出してみる

この日は、長男がラガー先生とプレイセラピーをしている間、ニコ先生の方から面談を提案してくれました。

「最近の長男君の様子を聞きたい」と。

今は長男は落ち着いてきたんですが、父親の機嫌が悪いです。なので、長男もそこに影響されてるところはあります。

以前は「パパ命」と言うほどパパっ子でしたが、今は近づこうとしなくなりました。

話さなくなっちゃった?

いえ、そこまででは…。

父親が帰ってくると喜ぶんですが、父親というよりスマホと会えることに喜んでいる気はします…

この後、最近の父親の様子を詳しく話しました。

何をやらかして、どんな状態なのか。誰にも言えない家族の秘密を打ち明けました(ブログには大公開してるけどー)

なんでしょうね…ただ話すだけで気持ちが軽くなる。

ニコ先生に話したところで問題は変わらないんだけど、悩みを共有する人ができただけで、抱えている荷物が少し軽くなった気がします。

そうだ。

話ながら、私はこの前、夫と長男が一緒にお出かけしたことを思い出しました。

夫は自分に余裕がないと子どもを寄せ付けませんが、機嫌がいいと、急に長男を誘って出かけることもあるんです。

この前は海を見にいったんですよね。

多分、海見て、自分の心を整えたかったんだと思います。

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父親が落ち着いてる日に2人で海に行き、貝殻を2つ拾ってきました。弟達へ渡すんだと。微笑ましく思ったんですが、「何かやらかした時に、これで釣れるから」と言っていました^^;

貝は石鹸水に2~3日つけ置きして、その後、何度も何度も洗っていました。

表面的なものだけ捉えれば、父親と海を見に行き、弟のために貝殻をとってきた微笑ましいエピソードです。

でも、その裏には、精神不安定な父親が海を見てメンタル回復しようとしていて、長男は、怒りの対象である弟達をてなづける道具として貝殻を持ち帰ってきたんです。そして強迫的にそれを洗っていたことになる。

ニコ先生は、この話をメモをとりながら、うんうんと聞いてくれていました。

被害妄想が強いことを相談してみる

更に私は、長男の被害妄想が強いことを相談しました。

この前書きましたが、兄弟喧嘩の末「死にたい」と言った話を伝えたんです。

簡単に「死」というものを思い浮かべます。こんな時、どうしたらいいですか?叱った方がいいのか、受け止めるべきか迷います。

そういえば、父親も最近頻繁に「死にたい」と言うんです。長男は幼さゆえに「死」という言葉を使うのかと思ってましたが、父親と同じような特性がそうさせるのでしょうか。

難しいけど、その都度、お母さんの判断で対応するのがいいと思います。

うーん…叱っても…いいのかもしれませんね…。

悩んでいる様子のニコ先生。

だよね。その場にいるわけじゃないし、簡単に「こうすべき」とは言えないよなぁ。

弟の立場になって考えることができません。

国語の読解も苦手で登場人物の気持ちがわからず、「手伝って」と言いにきました。

普段一人で勉強するので「珍しいね?」と言うと「10回発表したら10回間違えたから自信がないんだ」と言っていました。

長男くんらしい言い方ですね

友達関係も相手の気持ちを想像できないから大変そうです。

前に「親友は作らない方がいい。その子が休んだ時や何かあった時の絶望感がすごいから」と言いました。

「絆が深まりすぎて良い感じになったとしても、他の子と板挟みになりたくない。友達と親友で意見が分かれた時に揉めるのが怖い」と。

発達障害の子は常に人と一定の距離をとります。だから、電車などのこだわりを持つんですが、長男君の場合は逆なんですよね。

サッパリしているように見えてとても繊細。距離をとるのも深く考えた上でのことなので。

なるほど。彼に診断がつかなかったのは、こういうところなんでしょうね。

友達と距離を置くのは、長男の場合、興味がないからではない。

むしろ興味はあって色々考えた上で、距離をおいてるからね。

本棚へのこだわりがなくなった

最後に、ここへ来るキッカケとなった本棚のこだわりのことも話しました。

実は最近、あれほど綺麗だった本棚が乱雑になってきたんです。

あの頃の長男は、自分の基準通りに綺麗に本を並べたくて、そこにこだわって。

そのこだわりが少しでも乱れると怒りでパニックになっていました。

でも、最近は気にしなくなったんです。

弟達が好き勝手に本を出しても何も言わないので随分平和になりました。

長男に聞いてみたら、「もういいと思って」と言っていました。

これも、プレイセラピーの効果なのかもしれません。

長男はラガー先生にビッチリセラピー受けさせてもらって。

私は私で、ニコ先生にこうやって気持ちを聞いてもらえる。

受診するまで色々あったけど、病院と繋がれて良かったです。

ラガー先生、ニコ先生、今日もありがとうございます!

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