この日は長男の通院日。
この記事に書いた気になることを聞いてきました。
長男は今、2週間に1度のペースで通院していますが、担当の先生が3人います。
- 教授先生・・・・・数か月に1度現れて診断を下す
- ラガー先生・・・・プレイセラピーをしてくれる
- ニコ先生・・・・・WISCなどの検査と母親への聞き取りをしてくれる
こんな風に分かれてて、3人のチームで私達親子を診てくれているんです。
手厚くないですか?
有難いことなんですけどね、実はこれも、
彼が定型ではなく、何らかの障害特性をもった子なんじゃないかと疑ってしまう理由の一つになっています。
心理士ニコ先生と話すのは今日で最後
長男がラガー先生にプレイセラピーをしてもらっている間、
私とニコ先生は、個室で話をしています。
2週間に1度。
1対1で、じっくりと、約1時間の面談です。
ニコ先生には長男のことにとどまらず、夫のことや、次男三男のこと、義家族のこと、なんでも相談してきました。
親にも友達にも言えない悩みを、ニコ先生になら話すことができた。
うんうんと話を聞いてくれ、抱える問題を一緒に考えてくれたことが有難かった。
1人で背負わなくていいんだって思うことができた。
でも、ニコ先生、この日を最後に産休に入ってしまうんです。
そして、ニコ先生がお休みに入られた後、代わりの心理士さんはつかないようです。
もう検査も全部終わってますしね。
無料で1時間も話ができたラッキータイムは、この日で終わりってこと。
困ったを拾って悩むことが大切
そんな、ニコ先生との最後の1時間で、今一番気にしていることを聞いてみました。
息子は本当にアスペルガーではないの? ってことね。
結果から言うと、
教えてもらえませんでした。
けっこう突っ込んで聞いたんだけど、駄目だった。
医師たちも探り中なのかもしれないけど、でも、たぶん。
この病院のスタンスで、ハッキリさせないのがヨシとしてるんじゃないかなぁ?
でも、育児がしにくいのよ、それじゃあ。
具体的にはこんな会話をしました。
夫がアスペルガーで診断されてるので色々調べると、どうしても長男にも当てはまってきます。
どっちつかずな感じで母親として対応しにくいんです。
お母さんは今のままで大丈夫です。
育児に正解はなくって、どんなお母さんも悩んでいます。
その悩むことが大切で、お母さんは長男君の「困った」を拾って悩んでいるから大丈夫ですよ。
うわーー 言ってることわかるけど、わかりたくない。
で、こう聞いたんです。
今のままでいいと言われても、その割に長男は1年以上通院しています。
難しい気質の子なのであれば、対応を間違えると困ったことになるんじゃないのですか?
2週間に1度通っているのはそういうことなんでしょう?グレーが濃いということ?と不安になるんです。
そしたらですね。
通院のペースはプレイセラピーの特質上そうなるんですよ。
すぐに気持ちを吐き出せる子はもっと短かったりするけど、逆に長男君より長い子もいて、平均すると大体1年は受ける子が多いです。
ふーーーーーん。
そうですか_| ̄|○
なんかもう負けた気分。
私としては、
五感やこだわりが強いのは大人になったら落ち着くから大丈夫。
とか。
五感で苦しんでたらそのものはとってあげてね。
みたいな具体策を示して欲しかったんだけど。
その都度、悩め と。
要はそういうことなんだと思います。
わかった了解。悩めばいいんでしょ。
私は今の病院、先生方を信頼しています。
望むような答えはくれなかったけど、でも、私達親子に真剣に向き合ってくれてることは伝わるから。
だから信頼している。
その先生方が、ここまで聞いてるのにハッキリ言わないんだから、
これは、ハッキリさせない方が私達親子にとっていいってことなんでしょう。
それに。
私にとって必要なのは、
発達障害の有無や、程度の大きさを知ることよりも、
長男が、そのままの自分を無理なく受け入れられるような環境作り
なのかもしれません。
ようし!
わかった!もう聞かない。切り替えるよ。
悩んでやろうじゃないか!
アスペルガーと解離性障害ってどういうこと?
気持ちに区切りをつけ、スッキリした帰り道。
これはちょっと話がズレて、病院の事務手続きのことなんですが。
この日は、病院を出る前に、会計窓口で、
夫がクビになったから保険証の切り替えに必要な用紙を貰ったんですよ。
家に帰ってその用紙を見たら、そこに長男の傷病名の欄があったのね。
そこにですね。
ちょっと…
せっかく気持ちの区切りをつけたのに。
どういうことっ!?
また次回、質問してきます…。
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